昨日、知床の岩尾別に入りました。行く途中でたくさんのカメラマ
ンが集まっている場所がありました。
23日の朝車で走ってその場所に行ってみるとクマゲラが大騒ぎ。
よく見れば道路際の木にクマゲラの巣がありました。

5枚ほど写真を写していたら、カメラマンの車が到着、出てきた
人が大きな三脚を巣のある真正面に据えます。親鳥が大声て
鳴いていてもお構いなし。
言っても分からないようなので、すぐその場を離れました。

宿の近くで、はるかかなたのオオルリを写しました。かなり距離が
あるので、ピンが甘いですが、私の写真はこれでもOKであります。
巣の真ん前で写しているわけでなく、100m以上離れていても、オ
オルリがカメラ目線であることを確認してください。
この距離でも鳥にとってストレスなのです。まして巣の前とは。

道路を走るビンズイです。首を伸ばし必死で走っています。何故
飛ばないのでしょうか。彼(彼女)にも、何らかの理由があるので
しょうね。

野付の道路端でオジロワシ。こちらに注意を払いつつ、休憩中で
あります。

根室市民の森でたくさんのエサを咥えたコムクドリ。カラスが見て
いるので雛のところには行けずに困っていました。

帰り際、小さな鳥が遊歩道に出てきてくれました。よく見ればヤブ
サメではないですか。何故出てきたのかと思いました。

少し歩いてみたら原因がわかりました。
子供たちを引率して餌を与えていたようです。
子供達から注意をそらすために私の前に出てきたようです。
少し歩いたら、3羽の幼鳥が三方に飛んで逃げました。

巣の前を15人ものカメラマンに占拠されたかわいそうなクマゲラ。
鳥が居ない野付。
北海道の鳥さんもとても厳しい環境です。
せめてもの救いは、子煩悩な鳥達。頑張れーーー。
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